
コゴミが食べごろだった。
GWに入って、2日間、雨や強風で外に遊びに出られなかった。
しかたがないので、飯を作ったり、大阪へ行った娘へ仕送り荷物を送ったり、鬼滅の刃を読破したりと、だらだらと過ごしていた。
3日目午後、外の天候はまだイマイチで、強風が吹いていたけれど、このままでは体が腐ってきてしまうので、午後から犬を連れて日高の山麓へ行ってきた。
初めに歩いた場所で、犬が草むらからウサギを追い出した。

ほんの少しまだ白い毛が残っている。
さすが狩猟犬の血を引く我が愛犬と思ったのもつかの間、一瞬で追うのを諦めてしまった。その間3秒、30mくらいだったろう。さすが我が駄犬。
森ではクマザサの藪を走り抜け、落ち葉の中を転げまわって遊ぶので、きっとダニをたくさんつけただろうと調べると、案の定、何匹かのダニが体を這っていた。犬と外で遊んでダニを見つけた時には、一生懸命調べても、その時に見つけられなかったダニが必ずいるもので、その日の夜に1匹、次の日の朝にも1匹のダニがついているのを発見した。
川の近くで、ルリビタキを見つけたので写真を撮ろうと思ったが、犬が先を急ぐので鳥が逃げてしまう。
そこで鳥を見付けたときには「待て!」と言って、後ろを歩かせる訓練をしたら、割とすぐに覚えて、待てと言うと私の後ろ少し離れたところで撮影が終わるまでじっと座っているのがえらかった。
山の中は風も遮られ、そのうち日も少し出てきたりして、結局、気持ちの良い半日を過ごすことができた。