カラフトマス爆釣!

不漁年のいいところは、釣り場が混雑しないところ

今年は不漁年なのだが、聞こえてくる情報はそれを超える不漁ということで、全く期待していなかった。

8月に例年通り行こうと思って、毎年一緒に行っている友人に声をかけると、腰を痛めて今年は行けないと言う。

じゃあ一人でも行くかと、いつもお世話になっている羅臼の福ちゃんに電話をすると、今羅臼はコロナが流行っているから来るなっていう。

それで、その時は行くのはやめたのだけど、やっぱり年に一度は行きたいなあと思って、少し時期は遅いけれど、9月一週目に行くことにした。

9月なら行けると言う別の友人と、家を出たのは前日の夜10時。その日まで超激務だった私だったが、隣で爆睡をかましている友人を乗せて、一人羅臼まで運転をした。

「大丈夫ですよ。寝ていってください。」

この一言!この一言をきっと神は見ているハズ。いや、そんな下心な親切は神はお見通しなのか?

友人も私もペキンは久しぶり

さて、今回は、ペキンの鼻に渡してもらうことになっている。随分前に友人はペキンでいい思いをしているので、久しぶりにそこでやろうかという話になったのだ。

事前の情報では、坊主は当たり前、一人1~3匹などという釣果が、各方面のブログやインスタの情報で流れてくるので本当に期待は全くしていなかった。本当に今年は、釣れた等情報は、ひとつもなかったのだ。

でも、着いて早々に私にも友人にも魚のヒットがあった。

魚が多いわけではないが、小さい群れが目の前にいた。そして、手を変え品を変え、魚を釣った。

途中、ルアーが厳しくなり、フカセに変えるという判断も早くて良かったと思う。

ルアー単体でも浮きフカセでも、少し変わった浮きルアーでも釣果を伸ばすことができ、一時は投げる度に魚がヒットした。

遅い時期なので、こういう魚が釣れることは想定内。

この時期にしては、色の良い魚の比率は多い方だと思う。

結果、20数匹のカラフトマスを釣ることができた。

20尾という釣果は、カラフトマス釣りでは、驚くほどの釣果ではない。

このくらい釣る人はざらにいるし、午前中だけで50尾釣った人も知っている。

ただ、今年の未曾有の壊滅的状況の中では、神がかった釣果なのではないか。

いつもと違う仕掛けも使ったし、いつもと違うルアーも使った。

いつものフカセとは違う餌も使ったが、それらが今回の釣果と直接結びついたのか、単なる偶然だったのかがわかるのは、来年以降だ。

後日、船長のインスタで、今シーズン一番釣れた人とアップされ、釣り名人と紹介されたが、この栄誉は私の釣り人生で最大級のものだ。

いや、道東釣りバカ大会(そんな名前だったかな)優勝の栄誉以来か?

来年、本当に私が名人なのか、真価が問われる。

(↑フリですからね。これは。)