能取でキャンプ

干潮時にアサリがとれる

オホーツクの海にキャンプに行った。今回は下の娘との二人旅だ。

下の娘は海でのキャンプは初めてだったから色々なことが新鮮で大いに楽しんだ。

お盆だったせいかキャンプ場が一杯で、仕方がないので近くの漁港の空き地にテントを張ったが、海が目の前なのでその方が楽しかったかもしれない。今回は山用の小さいテントを持って行っていたので、どんなところにでもさっと張れる。設営・撤収ともに10分もかからないという手軽さがいい。学生の時に買ったこのテント、今でも当時のデザインのまま売っているのが驚きだ。

テントは25年物のエアライズ2。

魚は殆ど釣れなかった。

目の前の海にイソメを着けた仕掛けを投げ込んでみたが、釣れてくるのはヒトデばかりだった。しかしこのヒトデがまず娘の心を強くつかんだようで、岸壁に張り付くヒトデを次々と網で捕獲し喜んでいた。

毎年ここへキャンプに来るというキンゾーさん一家と現地で合流し、二晩楽しく飲んで食べた。

潮干狩りも楽しんだ。肝心のアサリはなかなか見つからず、たった6~7個という貧果だったが、たまにみつかるレア感が宝探しをしているようで楽しかった。ところで来年からこの浜が内水面から海面指定となり、それにともなって熊手の使用ができなくなると聞いた。潮干狩りを売りにしている観光スポット(キャンプ場横の砂浜)でそれはどうなのだろうと疑問に感じる。海面指定にすると漁協に利があるのかなと思うのだけど、例外的な開放をしたらいいのに。

大きいアサリが少しだけとれた

さておき、キンゾーさんたちとのキャンプは思った以上に楽しかった。

奥さんはとても楽しい人だし、キンゾーさんは炭おこしからなんやらせっせとやってくれるし、娘さんはウチの次女をかまってくれた。また、前回のキャンプと違って下の娘との二人キャンプだったので荷物も少なかったのもよい。私はコーヒーを飲み、魚を釣り(カレイ一枚にガヤ一匹だったけど)、ビールを飲み、たまに簡単な食べ物を調理してキンゾー家にふるまった。

キャンプ自体よりもキンゾーさん一家との触れ合いが楽しかったようにも見えた。

ハスノハカシパン。模様がかわいい。ウニの仲間だそうだ。

3日目、留辺蘂の山の水族館によって家に帰った。水槽に泳ぐ巨大なイトウ見ていると、以前バラシた巨大イトウや次回の釣行の作戦などが頭をよぎり、いくらでもその場所に入れる感じだったが、娘はそれほど興味を示さず、1時間もせずに水族館を後にした。

山の水族館

釣りたい!

また来年も海でキャンプがしたいなあ。キンゾーさんどうもありがとう。

まつさんが良く行っていた道南も興味深いなあ。