家族でキャンプに行った。

初日。暑い日だったが、河原は風があって涼しかった。

歴舟川のカムイコタンキャンプ場へ行った。

我が家のファミリーキャンプのほとんどがこのキャンプ場だ。

川が近いのが気に入っている。景色も川の水もきれいで、流されたり潜ったり魚を獲ったりできる。

上の娘を初めて連れて行ったのは10年以上前だ。その娘が中学生になって忙しくなったりして家族でキャンプに行くということも難しくなってしまったが、今回は長女を置いて次女と妻と犬を連れての久しぶりのキャンプだ。

うちの犬は泳ぐのが大好き。水は澄んでいるようだが透明度は今一つ。

キャンプ場はABCという3つのサイトからなっているのだが、そのうち一番人気のある川べりのCサイトは現在おととしの水害のせいで使えなくなっている。犬連れはAサイトにしか泊まれないので、そのこと自体はまあ良いのだが、以前は河原まで車で降りられたのが今は降りてはいけないことになっており、そちらの方が残念だった。川から遠いAサイトから水遊びの道具を山ほど積んで川の横に車を止めるという遊び方ができなくなってしまったからだ。

川の流れも以前とはずいぶん変わってしまっていた。遠浅で小さい子どもでも安全に遊べた浅瀬が殆どなくなり、手前から水深が深くなってしまっていた。またこの日がたまたまそうだったのかはわからないが、水もそれほど透明ではなく少しだけだがにおいもした。川底の石も泥っぽかった。ここしばらく雨らしい雨も降っていなかったので、以前なら完全にクリアな水となっているころなのに、どうもおかしい。土砂の流入が多かったのか、上流で工事をしているのだろうか。

以前山ほどいた山女魚はキャンプ場の前からは殆ど姿を消していた。いたのはウグイとドジョウばかりだった。大岩近くの深みにサクラマスの群れがいたのがせめてものすくいだった。また、上流の流れのはやい深瀬には数匹だがニジマスや山女魚を見ることができた。

初日の夜はパエリアを作った。

2日目の夕方に親戚一家が来て合流した。

1歳と4歳の姉弟がいて、川で泳がせてやろうと小さい子用のライフジャケットやら箱メガネやらを持ってきてたのだが、この日はあまりに気温が低かった。一応川へは行ったのだが、わずか5分で川から上がってしまった。

この日の昼に仕込んだ、スペアリブのみそ漬けと手羽中の醤油漬け。最高だった。

空き缶に手羽中と調味液を入れて煮た。それだけなのに異常に美味い。

花火は実は好きじゃない。せわしないしごみが出るから。

我々のとまったAサイトは木陰の多い静かなキャンプサイトで雰囲気も良かった。特に初日などは平日だったせいもあり殆ど我々の占有地であった。トイレも水場もきれいでキャンプ場自体には不満はないのだが、川がねえ。まあ、もう一度行ってみないとわからないけれど。

ファミリーキャンプは荷物が多いなあと思う。設営も撤収も大変だ。