梅干しづくり 備忘録②

このくらい梅酢があがったら、紫蘇を投入する。

今年は2日もすると梅酢が梅が隠れるくらいにあがった。

その数日後、赤紫蘇を上にかぶせるように載せる。赤紫蘇はいつも市販されているものをそのまま使う。パッケージに書かれている分量だと2袋ほど入れないといけないようが、私はいつも一袋しか入れない。

夏の土用(大体7月20日頃から8月1週目頃)に干すからこういう名前なのだろう。丁度本州が梅雨明けとなるのが7月の20日すぎなのだ。

だから梅雨のない北海道の私がそれにならうこともないのだが、大体毎年この頃に手がすくことが多いので、文字通り土用に土用干しをしているのが常だ。

今年は31日~2日まで干した。31日は夕方1時間ほど、1日は1日中、2日は半日強という干し時間だった。ザルに乗せて初めの1回は1時間半か2時間で裏返す。以前ザルに梅がくっついて破けてしまったことがあるからだ。ある程度乾いたらくっつくないので2回目以降はだんだんひっくり返すまでの時間は長くなる。2回もひっくり返せばその後はひっつかなくなるので、後は1日に1、2度ひっくり返せばよいと思う。

干す時間や干し方はそれぞれ好みのようだし、干す時間がない年はそのまま干さず梅漬けとしたときもある。我が家の住民はカラカラしわしわよりもふっくらとした梅が好きなので、あまり干しすぎずに終えることが多い

干し終わった梅は、半分は保存瓶に入れ、半分は梅酢に戻している。

梅と一緒に干した赤紫蘇は細かく砕いてユカリにする。これにサケやマスを焼きほぐした身と塩コショウ山椒などで作ったふりかけは、最高に美味い。