
新しい艇 ファイヤフライ2
昨年12月のイトウ釣行でスピリーツーの限界を感じたので、帰って来てすぐに新しくカヤックを購入した。
色々と調べて、アドバンスドエレメンツ社のファイヤフライ2という艇を購入した。
ナチュラムで55000円くらい、ポイントだとかなんだかの値引きを入れて48000円くらいでの購入なので、インフレータブルカヤックも随分と安くなった印象だった。
昨年末に購入して、初出艇が9月の終わりというところに、若干のやる気なさを感じないではないが、漕ぎ出してみると、新しい艇というのはとても快適だ。
思えば私が最初に買ったカヤックはパジェンカツインというフォールディングカヤックだったが、これは使ううちに、布のつなぎ目のボンドが劣化し剥がれ、そのうち、30分もこぐと水を汲みださねばならない状態になってしまった。この艇は友人からは泥船と言われいた。
また、釣りに一番使っていたスピリーツーは、物置にしまっておいたらネズミにかじられ大穴を開けられたり、バルブから空気が漏れたり、小さい穴がいくつもあいたりと、これまた末期は穴を塞いでも塞いでも新しい穴が見つかり、30分に一回は空気を入れねば沈没してしまうとう艇になってしまっていた。
だから、浸水や空気漏れのないカヤックというのは、なんて快適なのだと思ったわけである。
早く買っとけば良かったのではと思わないわけでもないのである。
さて、その進水式は地元にある湖で行った。
と言っても、小さいウイスキーを買ってきて、ちょろっと船首にかけ、後は飲んじゃったのだけど。

ものがたくさん積めそうなのがいいところ。前に乗ったとして、後ろにキャンプ道具一式が楽に積めそうだ。
さて、この日の釣りだが、数はフライ、大きさはルアーに分があった。
ある流れ込みに上陸し、初めルアーで釣りその後フライで釣ったのだが、やはりフライはすれないなあと感じた。ルアーでは何匹か掛けるととたんに反応が悪くなるのに対し、フライはそこに魚が居さえすれば食ってくるように感じた。
一方湖上でもフライとルアー両方試したが、少なくともこの日はルアーの方が圧倒的に平均サイズが大きかった。
岸際に虫やらポッパーやらのトップウォータープラグを投げ入れると、数は多くないものの、なかなか良いサイズのニジマスが何匹かヒットした。
ファイヤフライの最初の釣行は、十分に楽しい釣りだった。
次に来るときには、カヤックに釣り道具とキャンプ道具と犬を積んで、一泊できたら最高だ。

この日最大の魚。太くてまあまあ強かった。