釣りと山菜

5月の中頃というのは、十勝が最も美しい季節かもしれない。

どこかで鳥を見て、魚を釣って、山菜でも探そう。

そんなわけで、あまりプランを立てずに家を出たけれど、良い天気で風も気持ちが良かったので、まずは近くの川で竿を振ることにした。

幸先よく小さいニジマスが1尾釣れたので、今日はいいかもしれないと思ったのだが、その後3時間あたりなし。あきらめて山を目指した。

途中、気になるポイントがあったので、少しだけやってみると、今度は少し強い当たりがあって、割と元気のいい魚が掛かった。

久しぶりのニジマスの強い引きを楽しんだ。釣り上げた魚は32,3cmぐらいだろうか。太った良い魚だった。

もう一尾小さいニジマスを追加したところで、下流から上がってくる別の釣り人に出会ったので、そこで釣りを止めて、山へ行った。

このポイントにミノーを投げ込んだらガツンと当たった。

山の麓の川べりで朝握った握り飯を食べた。食べ終えて、ウエーダーも履かずにちょっとだけというつもりで、投げたルアーにガツンと強い当たりがあったが、針には掛からなかった。

車の入れない山道をひたすらに歩き、鳥や花を見ながら山菜を探した。

新緑の森は美しかったし、たくさんのオオルリに出会った。

ミヤマエンレイソウ

ハウチワカエデの花

シラネアオイ

コゴミは大きくなっているものが多かったが、タラの芽は丁度良い大きさだった。

家で山菜を天ぷらにしたり、おひたしにしたり、煮物にしたりして食べた。

おまけに、行者ニンニクのめんつゆ漬けを解凍して食べた。

どれも文句なしに美味い。

帰りに出会った。コムクドリ。