初冬の原始河川でイトウが釣れた。

朝はガイドが凍り付く寒さ

山道をくねくねと辿り、入渓点に着く。

幸い先行者はいないようだ。

久しぶりに使うリールを竿にセットし、スプーンを川に投げ込むが、スプールに巻いたラインが空回りして、スプーンが戻ってこない。

仕方がないので、車までも戻り、ラインを巻きなおして川に戻ると、同行したキンゾーさんが早速イトウを一本仕留めている。

いい川!期待は高まる!

しかし、なかなか魚は出ない。

その後、期待をして川を釣り歩いたが、なかなか魚はでない。

小さい小さい川なので、釣り人が入ってすれてしまっているのだろうか。それとも水温が低く、活性が上がらないのだろうか。

がんばって粘るも、その後も釣果は伸びず、7時間で数本のアメマスという厳しい状況だった。

夕方、ここだけやって帰ろうと投げたミノーにイトウがヒットした。

サイズ感はないが、掛かった瞬間にイトウだと分かった。

こんなに慎重にやりとりする?というくらい慎重に寄せ、ネットですくった。

最後の最後に釣れたイトウは格別だった。

深い自然の中の釣りも最高だった。

釣りをしている間に、ヤマセミが飛び、近く気にオオアカゲラがとまった。

帰りの林道では数匹のタヌキにフクロウまで現れた。

つくづく良いフィールドだと思う。