2021年最終戦。イトウは釣れたか。

恒例の年末最終戦。昨年のラスト釣行は魚を釣り上げることができた。「チャンネルが切り替わった日」という題で昨年末に書いたが、本当に切り替わったのかは、今回の釣行でわかる。

新しいカヤックは快調で、穴の開いていないカヤックはいいなあーなどと、のんきで当たり前の感想を抱きつつ釣り場を目指す。

天気は悪くないが、気温は当然低い。パドルに着く氷がだんだんと重くなっていく。

釣り場に着き、最初はスプーンを結び、底を丹念に探る。

厳寒期のイトウであるから活性は低い。

トントン。トントン。と底をたたきつつイトウを探すが、何の反応もない。

1時間、2時間となにも釣れない。3時間が経過。何も釣れない。

折り返し地点に着き、そろそろ帰りの時刻が気になりだしたころ、やっと魚がヒットした。

ヒットと同時に大きいサイズではないことはわかったが、それでもやはりここでかけるイトウは緊張する。

取り込んだイトウは50cmほどの子どもサイズだった。でも十分に嬉しかった。

その後、2尾目のイトウからのコンタクトはなく、この1尾のみの釣果だった。

この日は家まで帰らず、釣り場から近い街で一泊し祝杯をあげた。

美味い酒だった。